ページを階層で整理する lsx 機能
TIP
この機能は growi-plugin-lsx プラグインにより実装されている機能です。利用するためにはプラグインのインストールが必要です。インストール方法はこちら。
GROWI.Cloud 上で立ち上げている GROWI の場合、インストールは不要です。
GROWI では 作成したページを一覧表示する機能があります。
$lsx()
(ドル記号と lsx と括弧) を記述すると、該当ページ配下のページ一覧を出力できます。
多数のページを管理する画面などで便利に使えます。
指定のページ配下を一覧出力
$lsx(/user)
と記載すると、トップページ直下の user ページ配下のページ一覧が出力されます。$lsx(./サンプル)
と記述すると、編集中のページの配下のサンプル
というページ配下のページ一覧が出力されます。指定ページ名には日本語も入力可能です。
存在しないページ名を指定した場合、
$lsx(/サンプルmiss) has no contents
のようにページ一覧ではなくエラーメッセージが出力されます。
lsx の便利なオプション機能
lsx にはページ指定だけでなく、複数のオプションの設定もできます。
ページ指定やオプションを組み合わせて使う場合は、,
カンマ区切りで以下のように指定します。
$lsx(/ページ, depth=1, sort=createdAt, reverse=true)
- lsx オプション一覧
パラメータ | デフォルト値 | 説明 | 詳細 |
---|---|---|---|
num | 未設定(< growi-plugin-lsx 4.0.0), 50(>= growi-plugin-lsx 4.0.0) | ページ一覧の出力数を指定。 | numオプション詳細 |
depth | 未設定 | 階層を指定してページ一覧を出力。 | depthオプション詳細 |
sort | path | ページ一覧の並び順を指定。 | sortオプション詳細 |
reverse | false | ページ一覧の並び順を逆にする。 | reverseオプション詳細 |
filter | 未設定 | ページ一覧に出力する内容をフィルタする。 | filterオプション詳細 |
num オプション
ページ一覧の出力数を指定できます。
$lsx(num=5)
で表示件数を指定できます。前から N 件目まで、指定したページ数表示します。
$lsx(num=1:10)
など、数字と半角コロンまたは半角プラス記号で指定します。
num=1:10 で、先頭1件目から10件目までの意味。
num=2: で先頭2件目から最後までの意味。
num=5+2 で先頭5件目から、そこから2件先まで(5,6,7)の意味。
depth オプション
階層を指定してページ一覧を出力できます。
$lsx(depth=1)
など、数字を記載して、表示する階層を指定できます。デフォルトだと全ての階層を表示します。
数字の指定は上記 num オプションと同様の表記が可能です。
sort オプション
ページ一覧の並び順を、以下のいずれかで指定できます。
$lsx(sort=path)
ページ名の名前順にソート(デフォルトでこの設定)
$lsx(sort=createdAt)
作成された日付順に一覧出力
$lsx(sort=updatedAt)
更新された日付順に一覧出力
sort オプションを指定しない場合は、ページ名の名前順にページ一覧が出力されます。
reverse オプション
出力順を逆にできます。
$lsx(sort=updatedAt, reverse=true)
上記の組み合わせの場合、更新が新しい順に降順でページ一覧が出力されます。
filter オプション
ページ一覧に出力する内容をフィルタできます。
$lsx(filter=2019)
上記の場合、ページ名に 2019
が含まれるページが一覧として出力されます。
filter は部分一致で、日本語でもフィルタが可能です。
GitHub
このページ一覧の書き方は、 Pukiwiki lsx plugin (opens new window) を参考にして、GROWI に組み込んでいる機能です。