# docker-compose
# 概要
この章では docker-compose を用いて GROWI を立ち上げる方法を紹介します。
セットアップには以下のソフトウェアが必要となるため、事前にインストールしてください。
- Docker
- docker-compose
# growi-docker-compose のダウンロード
https://github.com/weseek/growi-docker-compose (opens new window) の「Clone or download」ボタンから、ソースコードをダウンロードもしくは git コマンドにより clone します。
git clone https://github.com/weseek/growi-docker-compose.git growi
# GROWI の起動確認
ダウンロードしたフォルダ内にて以下のコマンドを実行します。
cd growi
docker-compose up
http://localhost:3000/
にアクセスし、初回セットアップ画面(/installer
)の表示が確認できれば GROWI 起動完了です。
# localhost 以外からのアクセス
docker-compose.yml
ファイル内の ports
を変更することで localhost
以外からのアクセスを許可できます。
- 変更前
services:
app:
ports:
- 127.0.0.1:3000:3000
- 変更後
services:
app:
ports:
- 3000:3000
# Elasticsearch のメモリ容量を変更
メモリに十分な空き容量がある場合、docker-compose.yml
ファイル内の ES_JAVA_OPTS
の値を変更することで、Elasticsearch のヒープ領域を増やすことができます。
environment:
- "ES_JAVA_OPTS=-Xms2g -Xmx2g"
# GROWI のアップグレード
# アップグレードガイドの確認
以下のページで、v3.3.x 以下の GROWI を利用してる人向けに v3.4.x へのアップグレードの手順を説明しています。
WARNING
その他のバージョンのアップグレードに於いても、まずはアップグレードガイドを確認してください。
# コンテナのアップグレード
growi-docker-compose
をダウンロードしたフォルダにて、コンテナを停止します。
cd growi
docker-compose stop
既存の Docker コンテナと Docker イメージを削除します。
docker-compose rm app mongo elasticsearch
docker rmi weseek/growi:5
最新版を pull し、Docker イメージを作成した後、コンテナを立ち上げます。
git pull
docker-compose build
docker-compose up
起動後、GROWI App の管理画面の全文検索管理ページ( /admin/search
)で、インデックスを再構築してください。
# 関連ページ
- 複数の GROWI を立ち上げる
growi-docker-compose Multiple Sites Example を利用した複数 app の起動手順
- HTTPS プロキシを利用する
growi-docker-compose with HTTPS proxy Example を利用した HTTPS プロキシの利用手順
- MongoDB にページデータとユーザーデータのバックアップをとる
growi-docker-compose with backup MongoDB container example を利用した MongoDB へのバックアップ作成手順
- HackMD による同時多人数編集を利用する
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